松屋、東北6県44店の店舗限定『ねぶた漬け牛めし』が約2カ月で掲載終了

メニュー店舗限定終売

牛めし専門チェーンの松屋が、東北6県の44店舗で販売していた店舗限定メニュー「ねぶた漬け牛めし」(650円)を、2026年9月25日までに掲載終了した。青森の郷土漬物「ねぶた漬」を牛めしに合わせた一杯で、2026年7月21日10時の発売から約2カ月(66日間)の販売を経て、対象44店舗の店舗限定ページから一斉に姿を消した。

同時発売の他3品は約1週間、44店の一杯は約2カ月

「ねぶた漬け牛めし」は、7月21日10時に発売された店舗限定メニュー4品のうちの1つだった。同時に登場した「湯霜漬けまぐろ丼」「タイ風旨辛だし醤油牛めし/タイ風旨辛だし醤油チキングリル定食」「100%ビーフハンバーグ定食」(いずれも70店舗)は、7月27日までに一斉に掲載を終えており、発売から約1週間での終了だった。一方、44店舗のねぶた漬け牛めしだけが掲載を続け、約2カ月にわたって販売された。7月22日から25日にかけて公式Xが同時発売品を続けて紹介した際に取り上げられたのは、この3品のほうだった。

店舗限定メニューは数日から2週間ほどで掲載を終えるものが多く、約2カ月という販売期間は限定メニューの中でも長い部類に入る。秋田県内の数店舗に限って売られた「いぶりがっこ牛めし」など、過去に長めに続いたご当地企画と並ぶ長さとなった。

東北6県44店舗、秋田は高速道路SAの2店のみ

販売していたのは宮城・山形・岩手・福島・青森・秋田の東北6県で、県外への展開はなかった。県別では宮城県が16店と最も多く、山形県8店、岩手県7店、福島県7店、青森県4店と続く。宮城・山形・岩手・福島・青森の5県では、各県の現行店舗のほぼすべてが対象になっていた。

秋田県だけは事情が異なり、花輪SA(上り線)店(1989)・花輪SA(下り線)店(2019)の高速道路サービスエリア2店のみが対象で、秋田広面店(2218)・横手店(2262)の2店は対象に含まれていなかった。

都道府県 店舗数 対象店舗
宮城県 16店 仙台中央店、仙台南町通り店、仙台鹿島店、仙台定禅寺通り店、仙台八乙女店、仙台大和町店、仙台扇町店、仙台五橋店、仙台中野栄店、春日PA(上り線)店、春日PA(下り線)店、tekute長町店、古川店、石巻恵み野店、仙台東口店、仙台一番町店
山形県 8店 山形深町店、山形駅前店、上山店、酒田店、鶴岡店、米沢店、寒河江店、東根店
岩手県 7店 盛岡駅前通店、盛岡大通店、盛岡アイーナ店、一関店、アクロスプラザ盛岡店、盛岡みたけ店、奥州水沢店
福島県 7店 エイトタウン本宮店、本内店、白河店、郡山芳賀店、郡山駅前店、郡山コスモス通店、須賀川店
青森県 4店 弘前高田店、八戸城下店、青森観光通り店、八戸田向店
秋田県 2店 花輪SA(上り線)店、花輪SA(下り線)店

同じ「ご当地漬物×牛めし」の企画でも、秋田県内の3〜4店舗にとどまった過去のいぶりがっこ牛めしと比べると、東北6県44店舗のねぶた漬け牛めしは対象を大きく広げた展開だった。

青森ねぶたを冠した650円の一杯

ねぶた漬け牛めし
引用元: 松屋フーズ公式

「ねぶた漬」は、数の子や昆布、するめなどを醤油ベースで漬け込んだ青森の郷土漬物として知られる。牛めしの上に刻んだねぶた漬をのせ、白髪ねぎと白ごまをあしらった一杯で、価格は650円、こだわりのみそ汁付き(持ち帰りの場合はみそ汁なし)。告知画像には、青森・ねぶた祭の山車灯籠に描かれる勇壮な武者の顔があしらわれ、「ねぶたの魂、牛めしに宿る。」「青森の熱い心を一杯に込めて。」のコピーが添えられていた。

松屋はご当地の漬物を牛めしに合わせる一杯を過去にも出しており、店舗限定の「いぶりがっこ牛めし」「やたら漬け牛めし」などが公式Xで紹介されてきた。その中でねぶた漬け牛めしは、東北6県44店舗という広い対象で約2カ月にわたって提供された一杯となった。掲載終了はしたものの、店舗限定メニューは期間を空けて再登場したり、後にレギュラー化したりする例もある。

編集部コメント

東北の食卓で静かに2カ月。次に牛めしへ乗るご当地の漬物は、どの土地の味になるだろう。