松屋『豚ロースネギ塩丼』など3品、発売以来初の栄養成分改定

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松屋の「豚ロースネギ塩丼」「豚ロース焼肉定食」「生姜焼き定食」の3品について、2026年9月8日、松屋公式サイトに掲載されている栄養成分の表示値がいずれも更新された。カロリー・脂質・食塩相当量などが全サイズで一様に引き上げられた一方、価格はすべて据え置かれている。3品は2026年6月30日・7月7日にレギュラーメニューとして登場して以来、栄養成分の表示が見直されるのは今回が初めてとなる。

豚ロースネギ塩丼:全サイズでカロリー20kcal超の上振れ

豚ロースネギ塩丼(並盛630円)は、小盛・並盛・大盛の全サイズでエネルギー表示が引き上げられた。

サイズ 価格 エネルギー(変更前→変更後)
小盛 600円 536kcal → 560kcal(+24)
並盛 630円 661kcal → 685kcal(+24)
大盛 850円 918kcal → 951kcal(+33)

並盛では、脂質が23.9gから25.8gへ、食塩相当量が5.2gから5.8gへと、エネルギー以外の項目も同時に引き上げられている。並盛の661kcalは、2026年6月30日の発売時に掲載されていた値と同じで、発売から約70日を経て初めて更新された形となる。

豚ロース焼肉定食:ダブルは65kcal増、単品は食塩相当量が倍以上に

豚ロース焼肉定食(790円)も、おかずのみの単品、ライスとサラダの付いた定食、肉が2倍のダブルの3構成すべてでエネルギーが上振れした。

バリエーション 価格 エネルギー(変更前→変更後)
単品 590円 300kcal → 332kcal(+32)
定食 790円 704kcal → 736kcal(+32)
ダブル 1,280円 1,004kcal → 1,069kcal(+65)

特に単品は、食塩相当量が0.6gから1.3gへと倍以上に増えている。定食の704kcalも発売時の掲載値と一致しており、こちらも発売以来はじめての更新となる。

生姜焼き定食:全サイズ・全項目が上昇

生姜焼き定食(850円)は、エネルギーだけでなくたんぱく質・脂質・炭水化物・食塩相当量まで、全サイズ・全項目が発売時の掲載値から一律に引き上げられた。

バリエーション 価格 エネルギー たんぱく質 脂質 炭水化物 食塩相当量
単品 650円 516→548kcal 22.4→22.6g 39.2→41.6g 19.3→21.5g 4.0→4.8g
定食 850円 920→952kcal 30.5→30.8g 41.3→43.8g 104.2→106.4g 5.6→6.4g
ダブル 1,340円 1,296→1,361kcal 52.8→53.3g 65.7→70.6g 122.3→126.7g 9.3→10.8g

ダブルでは脂質が65.7gから70.6gへ4.9g増え、食塩相当量も9.3gから10.8gへと1.5g上がった。肉が2倍のダブルで伸び幅が最も大きい。

価格据え置きでの値の見直し

3品はいずれも、栄養成分の表示値が上がった一方で価格は1円も動いていない。値が全サイズ・全項目で一律に増加し価格が据え置かれているが、その背景を説明する告知は出ていない。

価格の位置づけを見ると、豚ロース焼肉定食の790円は現行の定食メニュー14品の中で最も安く、2番目に安い“炙り”焼鮭定食(800円)より10円、豚キムチ定食・カルビ焼肉定食・牛焼肉定食(いずれも890円)より100円安い。生姜焼き定食の850円はそれらの一段下、豚ロースネギ塩丼の並盛630円は丼メニューの中で最安クラスにあたる。今回の改定でもこの価格の並びは変わっていない。現時点で、この3品だけを対象にしたクーポンや割引は設定されていない。

「豚ロース」枠の変遷と、9月に相次ぐ栄養成分の更新

生姜焼き定食が座る「豚ロース」系の定食枠は、この数か月で名前と価格を入れ替えてきた。2026年4月に「豚ロースグリル定食」(880円)として登場し、5月に「厚切り豚ロースグリル定食」(980円)へ、7月7日に「生姜焼き定食」(850円)へと切り替わっている。豚ロースネギ塩丼と豚ロース焼肉定食は6月30日に加わり、当初は期間限定の扱いだったものが、生姜焼き定食が登場した7月7日にそろってレギュラーメニューへ移った経緯がある。いずれも同一の枠を受け継いだものとみられる。

栄養成分の見直しは、この3品だけの単発の動きではない。同じ9月8日には、豚キムチ定食でもカロリー・脂質・食塩相当量が同じ方向に引き上げられている。9月に入ってからは、既存メニューの栄養成分表示が更新される動きが相次いでいる。

編集部コメント

価格そのままで数字だけ静かに上がる更新。全項目の伸び幅までチェックする人は、なかなかの松屋通かもしれません。